私がDTPの世界に飛び込むまでの道のり⑥

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私がDTPの世界に飛び込むまでの道のり⑥

気持ちの整理が付かないまま、せわしなく会社を退職。数日後には新しい会社へと出勤することになります。私の仕事としてのDTPはここからスタートすることになります。

初出社

落ち着く暇もなく、新しい会社への出勤の日を迎えます。受付には、面接の日に応接室に案内してくれた、見覚えのある感じの良い女性が立っており、その日は会議室へ案内してくれました。

 

少し緊張気味に中へ入ると、すでに数人のスーツ姿の男女が着席していました。

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仕事開始

仕事としての出勤は、確か土日を挟んだ月曜日からだったと思います。先週の初顔合わせ時は、もう少し多くの新入社員が居たように思ったのですが、何名かはその日限りで辞めてしまったのか、当日は新人6名。部長と課長を含めた8名でのスタートとなりました。

 

創業からすでに数十年は軽く経っており、印刷会社としては実績のある会社でもありました。建物もそれなりに年季の入ったものでしたが、これからスタートする『デジタル製版室』に関してはピカピカ。明るく輝いて見えました。

デジタル製版室

直射日光を避けた柔らかい光が差し込み、まわりはグルッとガラス張り。土足厳禁、まるで何かの研究室かのようなクリーンなイメージ。白い壁に囲まれたその空間に、10台程のMacが置かれていました。

 

機器は最新モデル、スペックも当時の最高クラスのもが準備されていました。マシンは、データ修正・編集用、画像レタッチ用、フィルム出力用など用途別にわけられ、中央には巨大なライトテーブルが2台。フィルム出力用の専用マシンや大型プリンターなども設置されていました。疲れ目対策用のモニター保護フィルムや、電磁波対策用のエプロンなども完備されており、何から何まで準備万端。

 

基本的に飲食は禁止でしたが、決められたスペースには、ちょっとしたお菓子とコーヒーも常備され、BGMとしてFM802が流れていました。ゆったりとした気持ちの良い空間に感じられました。

DTPオペレーターとは

DTPオペレーターとは、主にデザイナーが作成した原案をもとに、印刷物を完成させる仕事です。具体的な作業としては、デザイナーからデザインデータを受け取り、印刷機用の版(刷版)の原稿となる、透明フィルムを出力します。今ではフィルムを使用しない方式も増えてきていますが、当時はフィルムから刷版を作成する方法が主流でした。

 

入稿されたデータを確認し、DTP特有のルールにそってデータを作成、手直し等を加えていきます。ソフトウェアの基本操作に加え、より高度な知識と操作方法も欠かせません。細部まで手を抜かず、コツコツと修正や確認を重ねるマメさや、集中力や忍耐力も欠かせない要素となります。

 

一人前のDTPオペレーターを目指し、いよいよ3カ月間の研修がスタートします。

学んだこと

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