DTPってなに?

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DTPってなに?

DTPデザイナーやDTPオペレーターの『DTP』ってどのような意味なのでしょうか。仕事の内容や使用するソフトウェアなど簡単にご紹介します。

DTPとは

DTPとはDesk top Pablishing(デスクトップパブリッシング)の略で、直訳すると「机上出版」や「卓上出版」とも呼ばれています。簡単に言うと、コンピューターを使って印刷物を作成する技術のことです。

 

DTPが登場する前は、印刷物制作におけるすべてにおいて、「印刷歴数十年」というような職人の手によって支えられていました。パソコンの普及により印刷会社は徐々にDTPを取り入れ、自社の工程や生産ラインを効率化させていきました。

 

DTP業界では「DTP三種の神器」と呼ばれるソフトがあり、Adobe社のIllustrator(イラストレーター)・Photoshop(フォトショップ)。そして、かつてMac OS9時代に黄金時代を築いた、Quark社の組版・ページレイアウトソフトQuarkXpress(クオークエクスプレス)が主流となっていました。当時、QuarkXpressを操作できないと仕事が来ないと言われたほどでしたが、2000年に入った頃からAdobe社のIn Design(インデザイン)が登場。徐々に移行していき大きくシェアを伸ばしていきました。

 

これらのソフトにより特別な職人の技術が無くても、デザイン制作から下版まで、さらにはその先のワークフローに至るまでを比較的簡単に行えるようになりました。

 

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DTP三種の神器

① Illustrator(イラストレーター)

Adobe社が提供するグラフィックデザインツールで通称「イラレ」ベクターデータというデータ形式で、図形に拡大縮小などの変形を加えても、データを劣化させることがないのが大きな特徴です。チラシやフライヤーなど、1枚の紙面で完結する印刷物が得意です。

【Illustratorの用途】

・メチラシやリーフレットなどのデザイン
・イラストの作成
・ロゴやアイコン、地図やグラフの作成
・名刺や招待状などの作成
・バナーやWebコンテンツの作成

 

 

② Photoshop(フォトショップ)

Adobe社が提供する画像編集ツールで通称「フォトショ」写真加工やイラスト作成、ビデオ編集など、さまざまな機能が用意されています。高い機能性と使いやすい操作性が人気で、クリエイターはもちろん、写真好きのライトユーザーなど、幅広く利用されるようになりました。生成AI機能も搭載され、ますます注目を集めています。

 

【Photoshopの用途】

・画像の合成
・画像の加工や修正
・明るさや彩度の調整
・筆圧を利用した水彩画や油絵のようなイラスト作成
・POPやチラシやポスターの作成
・WEBサイトやバナーの作成

 

③ In Design(インデザイン)

Adobe社が提供するレイアウトツールです。主に雑誌やカタログなどのページ物のレイアウト作成・管理を効率よく行うことができ、冊子特有の目次・索引など便利機能が充実しています。

 

【InDesignの用途】
・ページ数の多い冊子、雑誌、カタログなどの制作
・チラシやリーフレットなどのデザイン
・デジタル出版物などの制作 等

 

DTPの広がり

DTPの導入により、紙のデザインに比べて編集が簡単で、しかも短時間で複数の案を作成することも可能となりました。また、デジタルフォーマットで保存することで、データの共有や修正、管理もしやすく、高品質な印刷物を効率よく制作できるようになりました。

 

DTPは非常に画期的な技術として登場し、一躍印刷業界のスタンダートとなりました。

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